サンル川-サクラマスのふる里-
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北海道北部の大河、天塩川。
その支流の一つであるサンル川には、年間3000尾ものサクラマスが遡上し、自然産卵を行なっている。サンル川のサクラマスの生息密度は、日本一である。サクラマスが海から200キロも遡上し産卵する川も、サンル川だけであろう。
サンル川の流れには、ダムなどの人工物がなく、文字どおり、サクラマスとヤマメの楽園である。
国土交通省北海道開発局は、この川に、「サンルダム」の建設を計画している。
サンルダムには、約530億円の建設費が見込まれているが、その必要性・有効性には、多くの疑問の声が出されてきた。
一方、2009年5月、ダム建設を認めない立場をとってきた下流の漁協が、条件付きで建設に同意。年度内のダム本体着工が、ほぼ確実となっている。
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●ヤマメとサクラマス
ヤマメは、川で育つサクラマスの姿。
サクラマスは、孵化後約1年をヤマメとして川で過ごす。2年めの春に、全てのメスとオスの半数ほどが降海する。
さらに1年後、海で大きなマスの姿に育ったサクラマスは、生まれた川に戻ってくる。
数か月をかけて源流部まで遡上し、秋になると、川に残っていたオスのヤマメとともに産卵活動を行ない、一生を終える。
◎天塩川流域の概要(北海道開発局リンク)
イワナとヤマメ―渓魚の生態と釣り (平凡社ライブラリー)
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