●民主党代表・鳩山由紀夫氏の「お膝元」、日高地方沙流川上流の平取ダム予定地。
ダム予定地と流域一帯には、アイヌ民族の信仰の場が数多く伝えられている。 2009年8月30日に行われた第45回衆議院議員総選挙において、
民主党は過半数を大きく上回る308議席を獲得し、政権交代が実現するはこびとなりました。民主党代表の
鳩山由紀夫議員は、沙流川が流れ、二風谷ダムに続いて平取ダムの建設が計画されている、小選挙区北海道9区(室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市、胆振支庁、日高支庁)からの選出です。鳩山氏は、同選挙区で投票者数の2/3の票を集め、文字通りの「圧勝」でした。
民主党は、本選挙におけるマニフェスト(政権公約)として、「大型公共事業の見直し」と「治水計画の転換」を掲げ、九州の川辺川ダムと群馬県の八ッ場ダムの建設を中止するほか、現在計画中・建設中のダムをすべて一時凍結し、地元住民とともに必要性を再確認するとしています。
いっぽう、選挙前に北海道内の自然保護団体が行った道内のダム問題に関する政党アンケートでは、民主党は、平取ダム建設計画について、「建設推進」と回答しています(サンルダム、当別ダムも同様)。
民主党がマニフェストとして掲げた「大型公共事業の見直し」と「治水政策の転換」を、どれだけ責任持って実現することができるのか、鳩山由紀夫代表の足元から、その姿勢が厳しく問われているといえるでしょう。
今回の選挙では、サンルダムが計画される北海道6区(上川支庁全域)でも、民主党の
佐々木隆弘氏が当選しています。佐々木隆弘氏も、サンルダム計画に対する姿勢を明らかにしていません。民主党が選挙前に作成した、ムダな公共事業リストに記載されている北海道のダムは、水漏れが続いて使用できない旭川の東郷ダムのみです。
【沙流川二風谷ダム・平取ダム問題-未来に伝えるもの-】 続きを読む...
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